新型コロナウイルスに対する本学の対応について

新型コロナウイルスの感染拡大により、政府から全国に緊急事態宣言が出され、本学は医療従事者を養成する大学として、5月7日から予定しておりました、対面講義の開始をさらに6月に延長いたしました。
本学では教職員が一丸となり、オンライン講義であっても例年と変わらない教育を実現できるよう、また、スムーズに勉学に取り組むことができるよう、次のような対応を行っております。

オンライン講義等の取り組みについて

1】本学のオンライン講義では、下記3種類の講義方法で実施します。
① ZOOM講義(リアルタイム講義)
② Moodle(学習管理システムで世界中の教育機関で使用しているシステム)
③ 課題提出型自己学習
科目に応じて、最も教育効果が高いと思われる授業スタイルで行うこととしました。講義は、教員によって、上記を組み合わせた複合型など様々です。また、リアルタイム講義には、『ZOOM』というツールを活用し実施いたします。

2】ノートパソコン・Wifiルーター(通信料大学負担)の無償貸与について
オンライン講義実施に向けた準備として、学生の皆様のパソコン環境について調査を実施しました。その結果、オンライン講義を行う環境が整備されていない学生を対象に、学内で講義に使用しているノートパソコン と Wifiルーター の貸出を行いました。作業にあたっては、本学のコンピュータ管理を担当する教員が、1台1台 点検・確認、パソコンの設定、アルコール消毒を行ったうえで、発送しました。

3】講義スタジオの設置
ZOOM講義実施に際し、学生の皆さんに快適な講義が提供できるよう、講義スタジオの設置やオンライン講義用の機器を導入しました。機材の調達が困難な折、調達には本学の設置母体である(株)島津製作所の協力により、各種の必要機材の調達を行いました。

4】教科書 及び 講義資料の発送
 オンライン講義に向け教科書の発送を行いました。また、講義資料についても定期的に発送いたします。

5】「mscポータル」の改修
時間割、大学からのお知らせ、アンケート、レポート提出、各Webサービスへのリンクなど様々な情報への入口となる学内利用者向けサイトを改修し、学生の皆さんが自分の講義は、どのように実施されるのか分かりやすくするため、講義形式を表示しました。
また、ZOOM講義に接続しやすいシステムを作り、ZOOM講義では、学生の皆さんが入室に戸惑うことがないよう、こちらから直接ZOOM講義に入れる設定にしています。