臨床実習
スタッフ・施設の整った環境で臨床を体験
臨床実習は、本学卒業生が勤務する施設で行われます。その目的は、授業で習得したものが実際の医療現場でいかに行われているかを学び、実践することにあります。また、患者さまとのコミュニケーションのとり方など接遇についても学びます。さらに、チーム医療の一員としての診療放射線技師のあり方を学ぶことは、高度化する放射線医療を理解する上で重要です。
実習先をローテーション、視野や選択肢を広げる
臨床実習の期間は同一医療施設で行うことが通例ですが、京都医療科学大学では、長期の実習期間中に複数の医療施設をローテーション出来るよう、各施設と連携しています。様々な医療施設での実習を通じて、視野が広くなり、また施設ごとの特徴を知ることで、進路希望の選択肢を広げることが可能になります。
実習施設
実習は、京都大学医学部附属病院をはじめとする関西でも屈指の総合病院で実施します。
臨床実習病院・医療機関
- 京都大学医学部附属病院
- 滋賀医科大学医学部附属病院
- 京都府立医科大学附属病院
- 京都市立病院
- 京都第二赤十字病院
- 大阪医科薬科大学病院
- 関西医科大学附属病院
- 市立福知山市民病院
- 京都第一赤十字病院
- 国立病院機構京都医療センター
- 社会福祉法人 京都桂病院
- 三菱京都病院
- 特定医療法人 徳洲会 宇治徳洲会病院
- 京都中部総合医療センター
- 大津赤十字病院
- 済生会滋賀県病院
教育の声
高度な臨床体験を通じてチーム医療に貢献する技師に。
臨床実習は、本学卒業生が勤務する病院施設で行われます。授業で習得したものが実際の医療現場で役立っていることを学び、チーム医療の一員として診療放射線技師の役割を理解できる絶好の機会です。学んできた医学的知識を基に、画像診断に役立つ撮影法や実践的な画像再構成の技術とともに、患者さんの身になって考え行動できる習慣を身につけてほしいと考えています。
学生の声
医療現場での経験によって「何のために学ぶのか」が明確に。
2年の初実習では、技師の方の仕事の見学に加え、患者さんのポジショニングもさせていただきました。とっさの対応ができず、勉強不足を自覚すると同時に「何のために学んでいるのか」が明確になりましたね。国家試験の合格で1人前になるわけでなく、現場に出てからの学びの大切さも痛感。実習の終わりには「また来たい」と思う、充実した時間でした。