告示研修を行いました
医師等の負担軽減、タスク・シフト/シェアのために、診療放射線技師法が改正されたことを受け、それまで医師等が行っていた業務を今後は診療放射線技師が行うことになりました。それに伴い、厚生労働大臣が指定する研修の受講が義務付けられたため、本学でも来春卒業する4年生が、告示研修を受けました。告示研修には、基礎研修(e-ラーニング形式)と実技研修(会場型)とが必要となり、旧カリキュラム対象の4年生を中心に合計102名が研修を修了しました。
※来年からは法改正に合わせて改編された新カリキュラム講義「実践臨床画像学」で同内容を実施予定です。
診療放射線技師の 新たな業務について
1)造影剤を使用した検査やRI検査のために静脈路を確保する行為、RI検査医薬品の投与が終了した後に抜針及び止血を行う行為
2)RI検査のためにRI検査医薬品を注入するための装置を接続し、当該装置を操作する行為
3)動脈路に造影剤注入装置を接続する行為(動脈路確保のためのものを除く)、動脈に造影剤を投与するために造影剤注入装置を操作する行為
4)下部消化管検査(CTコロノグラフィ検査を含む)のため、注入した造影剤及び空気を吸引する行為
5)上部消化管検査のために挿入した鼻腔カテーテルから造影剤を注入する行為、当該造影剤の投与が終了した後に鼻腔カテーテルを抜去する行為
6)医師又は歯科医師が診察した患者について、その医師又は歯科医師の指示を受け、病院又は診療所以外の場所に出張して行う超音波検査
告示研修の様子