学友会沿革

学友会の沿革と活動

本会は1927年「島津レントゲン技術講習所」が、わが国最初のレントゲン技術者の正規教育機関として開校した翌年、1928年3月に「島津レントゲン技術講習所学友会」として発足した。初代福田所長は、発会に際し「本校のように生徒数の少ないところでは、同窓会と在校生さらに教職員も一緒になった学友会とし、家庭的な雰囲気をたもちながらお互いの親密さをいつまでも失いたくない」とし、自らが会長を務めた。
その後もこの精神は今日まで引き継がれ、校名変更により次のように名称変更はされてきたが、学友会の名称は今も存続し、本年に至って発会以来79年の歴史を誇っている。

学友会の歩み

1928年 島津レントゲン技術講習所学友会(発会)
1935年 レントゲン技術専修学校学友会
1970年 京都放射線技術専門学校学友会
1983年 京都医療技術専門学校学友会
1989年 京都医療技術短期大学学友会
2007年 京都医療科学大学学友会

専門学校時代の会員数は発会以来、1991年卒業の第65回生まで2,603名を数える。また、短期大学の会員数は2008年までの卒業生数が1,230名となり、合計3,833名の会員を擁している。また、会員の地域分布は北海道から沖縄県まで全国47都道府県に及ぶが、多くは近畿地区に集中している。
事務局は京都医療科学大学内におき、隔年毎に全会員による総会を開催すると共に、年4回の「学友だより」と、隔年毎に会員名簿を発刊し、会員相互の連携を密にしている。また、会員の地域活動を活発にするため全国に18支部を置き、少なくとも年に1回以上の定例会を開くことにより、各地域毎での会員の交流をはかっている。
母校が短期大学へ、さらには4年制大学へと昇格するごとに、卒業生である学友会員は母校に多額の寄付を行い、母校の発展を支援すると共に、母校と卒業生との絆を深めている。このことは本会にとっての大きな誇りとするところである。

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