Vol.10 広島県
進路選びは専門の資格が取れることを視野に入れ選択を。
福田 恵子さん
医療法人秀明会 小池病院 放射線科 勤務
取材日 2011/5月
診療放射線技師になろうと思ったきっかけは?
中学生の頃から医療に携わる仕事がしたいと思っていました。親も資格を持って働くことを薦めてくれ、この職業に就きました。女性の診療放射線技師は総数からみると未だ少ないかもしれませんが、最近ではマンモグラフィーの分野でも多く活躍しているようです。
仕事の内容は?
当院は産婦人科なので他の施設に比べると撮影業務は少ないと思いますが、一般撮影では主に手術前の検査、妊婦さまの骨盤計測、新生児の胸部撮影をしています。その他に、骨密度測定や超音波診断検査も行います。お腹の中の赤ちゃんがどんどん大きくなり着実に誕生に向かっている姿をご家族の方にも見て頂いています。
仕事のやりがい!
毎日違う出会いがあることです。勤めているところが産婦人科の病院なので、新しい生命が誕生する場面などでは大きな感動があります。 また、4D超音波診断検査でお腹の中の赤ちゃんが目をこすったり、あくびをしたり、ニッコリ笑ったりする姿を見ると、思わずこちらもにっこりです。生まれた赤ちゃんと同じしぐさをする胎児を見ると、新しい命の誕生が近づいている感じがしてきます。
後輩達へ一言!
これからの進路選びは専門の資格が取れることを視野に入れ選択をした方がいいと思います。さらに、歴史があり頼れる先輩方がたくさんいる大学のほうが、卒業後に困ったときは良いアドバイスをもらえると思います。