教養基礎科目での学びが
診療放射線技師としての
土台となる
森 正人 教授
博士(工学)
京都医療科学大学は、診療放射線技師になるための知識と技術を段階的かつ総合的に学ぶカリキュラムが組まれており、教養基礎科目も重視していることが特色です。一見関連が薄いように思える科目でも、これらの学びは診療放射線技師としての土台となります。
私が担当する数学やプログラミングの授業では、論理的な思考を身につけることで医療の現場で必要とされる問題解決力を育成。教科書に載っている知識を暗記するだけでなく、“生きた知識”として理解することが学修の大切なポイントですので、医療の世界や社会で起きていることと関連づけて教えるようにしています。近年AIが目覚ましい発展を遂げていますが、みなさんにはこうした新しい技術を活用できる診療放射線技師になってくれることを期待しています。