Vol.51 東京都

ドクターと同じ目線で臨床画像を撮影する重要な仕事

佐藤 祐さん

医療法人社団明芳会
板橋中央総合病院・放射線科 勤務「東京都立 南多摩高校出身」

取材日 2016/2/8

「個」としてだけではなく「病院全体」として役に立つ

私は勤務3年目で、診療放射線技師として毎日たくさんの患者さんと向き合いながら充実した生活を送っています。最近では院内で編成された「医療被ばく低減施設認定」取得のための測定メンバーの一員としても活動しています。「医療被ばく低減施設認定」とは日本診療放射線技師会が患者さんに対して「安心できる放射線診療」を提供するため医療機関に対して行っている認定です。ひとりの診療放射線技師としてだけではなく、病院全体として「被ばく低減」という大きな課題に取り組んでいます。

専門性を高めていきたい

日常の検査業務の中で、患者さんと接するときは特に「接遇とマナー」に気を配っています。寝台への移動や検査の説明をするときには気遣い、言葉遣いに注意し、できるだけ患者さんの負担を軽減できるように努めています。最近は、さらに専門性を向上させるために「どの分野に進むべきなのか」とよく考えています。これまで様々なモダリティ(装置)の操作方法を経験してきましたが、今後は自分の選んだ分野で「スペシャリスト」になるために院内・院外の勉強会や学会、研究会にも積極的に参加していきたいです。

「1日1個」新しい知識を身につける

京都医療科学大学に入学するまで診療放射線技師の仕事とは「画像撮影専門の仕事」くらいしか認識がありませんでした。しかし今は「ドクターから求められている画像を正確に提供する」という仕事の大切さを実感しています。ドクターと同じ目線で臨床画像を撮影することは簡単なことではありませんが、高い目標に向かって努力することがスペシャリストであり、この仕事の最大の魅力です。どの仕事にも言えることかもしれませんが、日々勉強していくことで自分の成長を感じることができ、画像や放射線、医学など本当に幅広い知識を必要とするこの仕事を、これからも責任感を持って続けていきたいです。