Vol.52 和歌山県

診療放射線技師を育てる教員になりたい

若林 和樹さん

和歌山県立医科大学附属病院・中央放射線部 勤務

取材日 2016/2/20

診療放射線技師になろうと思ったきっかけは?

医師である兄の影響もあって、医療関係の仕事に興味がありました。その中でも特に最先端の医療技術が活用されている画像診断の分野で活躍することに憧れを抱き、診療放射線技師になることを決意しました。

仕事の内容

私が勤務している大学病院は一般の病院と異なり、日常業務で起こる様々な問題を専門的に研究し、再び臨床の現場にフィードバックすることも大事な仕事です。現在は通常の勤務をしながら、和歌山県立医科大学大学院医学研究科 脳神経外科学教室に進学し、頸動脈の血管造影について研究をしています。

学生時代の学びについて

学生時代に最も印象に残っている授業は、入学してすぐ受講した「放射線物理学」でした。それまで放射線のことをまったく知らなかった私にはとても魅力的だったことを今でも覚えています。大学時代に実験室系の研究に携わったことで研究の進め方や調べる力が身に付きました。この経験は大学院に進学してからも、大変役立っています。

これからの目標

将来は、学位を取得して京都医療科学大学の教員になりたいです。