Vol.30 東京都

日々進化を遂げる医療の分野『放射線技師』に求められる今後の活躍と期待

横浜 亘さん

独立行政法人 国立国際医療研究センター病院
放射線診療部門 勤務「石川県立 鹿西高校出身」

取材日 2014/3/2

京都医療科学大学を目指したきっかけは?

私が本学への入学を希望した理由は、国家試験合格率の高さもさることながら、憧れの土地「京都」で大学生活を送りたかったからです。日本の伝統文化や豊かな自然に触れながら学べたことは良い経験でした。また、全国各地から集った愉快な仲間たちと過ごした大学生活は今でも大切な思い出として心に残っています。

学校についてひとこと

本学の特徴は、先生方や事務の方たちが生徒に対し親身になってくれることだと思います。生徒の努力する姿を見て、全面的に熱意のこもった指導や支援をしてもらえます。今私がこうして臨床現場で活躍ができるのもその支えがあったからです。

仕事のやりがい

工学関連部門などの発展に伴い、医療機器も日々進化を遂げており、今では患者さんにとってより質の高い検査や治療を行うことが可能となっています。私はさまざまな検査を担当し、現在は放射線治療に携わっていますが、どれにおいても新しく開発された装置や技術を最大限に活かすのは私たち「放射線技師」の役割であり、それが仕事のやりがいでもあると感じています。また、患者さんにより良い医療が提供できるよう、知識と経験を活かし、自ら工夫を考えることも醍醐味の一つだと思います。今後は研究活動を通し、放射線技師の観点からさらなる医学の進歩に貢献できるよう、常に探究心を持って取り組んでいきたいと思います。