Vol.29 奈良県

「ありがとう」と言われる技師になる。

東 拓哉さん

社会医療法人 高清会 高井病院 放射線科 勤務「熊本県立 東稜高校出身」

取材日 2013/7/20

京都医療科学大学を目指したきっかけは?

将来は安定した職業に就きたいと思い、診療放射線技師の育成では日本でもっとも歴史のある京都医療科学大学を志望しました。現在、大学の先輩も多く勤める病院で、一般撮影とCT撮影を担当しています。

仕事の内容

ここでは、頭を使うと同時に、体で覚えることもとても多いです。毎日数十人の撮影をしますが、患者さん は一人ひとり痛いところが違います。撮影室に入ってこられる様子から瞬時に判断し、患者さんの動線を確保するべく、私自身がサッと動かなくてはなりません。できるだけ患者さんのご負担がないように、しかも的確な撮影ができるようにするのです。

仕事のやりがい

ドクターごとに要望される撮影方法が異なることもあるので、数をこなしてマスターしなければなりません。また、珍しい所見や新しい機械など、さまざまな勉強会が頻繁にあり、日々の努力は欠かせません。毎日の仕事は厳しいですが、より良い撮影ができたり、患者さんから感謝の言葉をいただいたりすることがあると、この仕事に働き甲斐を感じます。