Vol.84大阪府

大学で得た知識やつながりが、これからも成長の糧となる

盛武 花菜里さん(2023年卒)

関西電力病院 勤務
「大阪府富田林高等学校 出身」

取材日 2023/12/12

歴史の中で蓄積された情報量と、生徒に寄り添う先生方の対応の素晴らしさ

中学の職業体験で病院に行った際、機械を扱う診療放射線技師さんの姿がカッコ良く、私もこの仕事に就きたい!と思いました。そのため、就職率や国家試験の合格率の高い京都医療科学大学を第一志望に。装置やカリキュラムの充実度はさることながら、先生方や就職担当の方がとても親身で素晴らしいです。実際、私も関電病院を受けると決めてから色々な情報を提供していただきましたし、面接練習も何度もしていただきました。
大学としての歴史の長さ、それに伴う知見やOBの方とのつながりも強みだと思います。歴代の先輩方の就職試験のアンケートをまとめた「就職試験アンケート」は、筆記試験に大いに役立ちました。また、卒業生が会員となる組織「学友会」のお陰で、卒業後もさまざまな情報交換の機会を得ることができます。技師になるため、技師として成長していくための環境が全て整っている大学だと感じます!

大学時代の資料は今でも活躍!現場で活きる知識を学べたと実感

10月いっぱいで研修が終わり、現在は放射線部でC TやM R Iなど5種の機器をローテーションで担当しています。総合病院は多くの臨床経験を積める点が魅力ですが、その中でも関電病院は「関西電力」の一員となるので、会社員としてのやりがいも感じながら働けています。仕事とは関係ない話もできる和気あいあいとした雰囲気の職場環境なので、何事にも興味関心を持ち、分からないことも積極的に聞くようにしています。
今は大学で習ったものが実際に働いて結びついていく感じが面白いです。京都医療科学大学の先生は臨床経験のある方が多いので、国家試験の知識を教わるだけでなく病院のリアルな話が聞けるんです。授業で聞いた内容や見た臨床画像など、学んだ知識はそのまま活きていますよ。大学時代の資料や教科書も今でも見返したりして活用しています。

患者さまへの分かりやすい説明を意識。さらなる目標に向かって邁進!

診療放射線技師を目指す方にとっては、京都医療科学大学は非常に恵まれた環境だと思います。第1種放射線取扱主任者の取得に関しては、集中講義に参加し定期テストの内容も併せて勉強することで2年次に合格することができました。国家試験対策では、対策本は買わずに大学から配布される「国家試験対策全科」という科目ごとにまとめられた冊子を使い効率的に勉強できましたし、就職に関しても全力でサポートしてもらえました。
今は日々の患者さまとの丁寧な関わりを大切にしながら日々邁進しています。先の事はまだ分かりませんが、専門を深めるなどさまざまなステップにチャレンジしていきたいです。