Vol.75 京都府
コミュニケーションが、撮った画像に表れます
森 郁望さん(2017年卒)
一般財団法人 京都予防医学センター 勤務「京都女子高等学校 出身」
取材日 2019/10/3
仕事の内容
大きな検診車に乗って京都府内の各地へ出かけ、乳がん検診のマンモグラフィ撮影や胸部レントゲンなどの一般X線撮影を行っています。このセンターには卒業生の先輩方も働いていて心強いですし、大学のときの専門教育が今に役立っていると感じます。
診療放射線技師になろうと思ったきっかけは?
母が看護師だったので私も医療の世界に進もうと考えていたところ、診療放射線技師という職業を知り、人体を傷つけずに体内を検査し診療するなんて、あらためて考えると素晴らしい技術だなと思ったのが志望の動機ですね。
仕事をする上で心がけていることは何ですか?
私たちがミスをしたり少しでも気を抜いたりすると、それはすぐ画像に表れます。機器の操作だけでなく、患者さまとのコミュニケーションがとても重要です。たとえ、検査の短い時間であっても。毎日が勉強ですが、日々やりがいを感じて頑張っています。
後輩たちへのメッセージ
診療放射線技師になって3年目です。今は集団検診課の放射線科に所属しています。所属が変われば、CTやMRIなど、また違う検査を担当することになるでしょう。思っていた以上に変化に富んでいて、奥が深く、決して楽な仕事ではないけれど、選んで後悔はしないと思います!