Vol.61 福岡県

脳腫瘍の分野でエキスパートを目指したい

髙原 唯さん

天神会 新古賀病院・クリニック 診療放射線課 勤務「筑紫女学園高校(福岡県)出身」

取材日 2017/2/9

診療放射線技師になろうと思ったきっかけは?

医療分野への進学を考えたとき、看護など様々なエキスパートになる道がありますが、私の場合は大学に入る前から「放射線治療」について興味があり、「癌治療の勉強をしよう!」と京都医療科学大学に入学しました。

仕事の内容

現在、私の勤務している病院には約50名の診療放射線技師が在籍しています。入職当時から私はレントゲン一般撮影やマンモグラフィ検診など通常の仕事だけでなく「放射線治療の仕事にも関わりたいです」と志願し、ガンマナイフ(脳腫瘍などに対する低侵襲な先端医療)のある部署にも定期的に配属してもらっています。ガンマナイフの治療の現場で診療放射線技師は医師の座標決定に従ってガンマ線照射を行います。

これからの目標

最先端医療の分野に関われることを「貴重な体験をさせてもらっている」と同時に「責任ある仕事を任されている」と感じています。今後も、腫瘍学や放射線治療についてもっと深く勉強し、この分野のエキスパートになりたいです。