Vol.59 大阪府

「幼稚園」の頃から、この仕事に憧れていました

今西 民実さん

住友病院 診療技術部 放射線技術科 勤務「大阪府立 槻の木高校出身」

取材日 2017/2/14

診療放射線技師になろうと思ったきっかけは?

学生時代は大阪の自宅から大学まで通学していました。私が診療放射線技師という仕事を知ったのは、幼稚園の頃です。かなり早い時期だと思われるかも知れませんが当時、虫垂炎になり入院していたときにレントゲン撮影の存在をはじめて知りました。その後も祖父の通院などで何度もレントゲン画像を見る機会があり、次第に「かっこいい」「私も撮影する人になりたい」という憧れが強くなってきました。

仕事の内容

職場ではレントゲン一般撮影、CT、マンモグラフィ、放射線治療、骨密度検査、X線テレビなど様々なモダリティ(装置)を使って仕事をしています。最近ではCTで撮影した臨床画像から3D画像を構築する加工処理の勉強もしています。専用の画像解析ソフトを利用すると、例えば肺がんの術前に動脈と静脈を切り分けて表示できたり、腫瘍の部分を色付けして見ることができます。こうして診療放射線技師が作成した画像がドクターの手術進行の重要な判断材料として役立ちます。

これからの目標

これからも技術を磨き、患者さんの力になれるように努力していきます。