Vol.42 山口県

目に見えないものを映し出すこの仕事に憧れを抱いていました

百合野 史子さん

山口大学医学部附属病院 放射線部 勤務「山口県立 下関南高校出身」

取材日 2014/3/13

仕事の内容

出身地は山口県で現在は県内の病院の放射線部に所属し放射線治療部門で働いています。放射線治療とは癌に放射線を照射して治療をするもので私たちの仕事はその「照射」をすることです。動きのある治療部位に対して照射をする「動体追跡システム」は日本にもまだ数台しかない最先端の医療機器なので本当にゼロからの勉強です。

学校についてひとこと

中学生のときの授業で放射線のことを勉強し、目に見えないものを映すことに憧れて、診療放射線技師を目指しました。大学時代には先生方にお世話になりました。講義や補講とは別に先生の好意で研究室に呼んで頂き、国家試験に向けて毎月小テストをしてくださったり、私の勉強が進んでいるか心配して声を掛けてくださったり。調子に乗ってたくさん質問していましたが、先生にいろいろ聞いても嫌な顔をされないのは京都医療科学大学のいいところですね。

学生時代の学びについて

大学の臨床実習で実際に病院へ行き、患者さんに接する機会があったことも仕事をはじめるときに大変役に立ちました。

仕事で気を付けていること

どんなに忙しいときでも患者さんの顔を見て挨拶をすることを心掛けています。

これからの目標

チーム医療の中で診療放射線技師の役割である「見えないものを見えるようにする」という重要な仕事をしっかりと果たせるように毎日頑張っています。