Vol.66 京都府

医師から信頼される診療放射線技師になりたい

岩本 大成さん

京都大学医学部附属病院 放射線部 勤務「京都府立 洛西高等学校 出身」

取材日 2018/3/6

診療放射線技師になろうと思ったきっかけは?

中学生の頃、転んで足の指を骨折し、レントゲン撮影をした際に「パネルの上に足を乗せて撮影しただけなのに身体の中のことが分かるなんて凄いな」と思ったことを覚えています。元々機械を触る事が好きだったので、かっこよくモダリティ(装置)を扱うことができる診療放射線技師になることを決意しました。

就職後について

私の勤務している京都大学医学部附属病院は、入職して最初の2年間は必ず先輩技師が後輩の指導につきます。まずそこで新人は診療放射線技師として必要な臨床現場での基礎力を身につけます。医療技術は日進月歩で進むため、入職当時は大学で勉強したこと以上に臨床の技術が進んでおり、驚くこともありました。現在は京都医療科学大学で学んだことを活かし、日々の検査を行っています。

これからの目標

興味がある分野はMRIです。MRIはX線を使用しない検査であり、X線撮影やCTと比べるとまだまだ歴史が浅くこれからどんどん発展していくであろうモダリティだと考えています。今後は日々の臨床業務に加え、学会発表などもできるようになり、医師からも信頼される診療放射線技師になりたいです。