Vol.60 京都府

仕事に向き合う「プライド」を学びました

藤井 翔伍さん

京都第一赤十字病院 放射線科 勤務「京都府立 鳥羽高校出身」

取材日 2017/2/28

仕事の内容

私の働いている病院には重傷の人、軽傷の人、救急など様々な患者さんが来られます。入職して2年目、一通りのモダリティ(装置)は使いこなせるようになり、現在は当直勤務も担当しています。

学生時代の学びについて

学生生活を思い出すと、先生が「診療放射線技師のプライド」について語っていたことがとても印象に残っています。学生だった当時の私には、ぼんやりとしか理解できませんでしたが、「臨床の現場で診療放射線技師はプライドを持って働いている」と教えてもらいました。医療において重要な臨床画像への「こだわり」がこの仕事には必要であるということ、「技術を磨き続けていかなくては成長できない」ということを先生は教えてくれました。臨床の現場を知っておられる先生のいる環境で勉強できたことで、今の自分がいると思っています。

これからの目標

一般撮影、CT、RI、アンギオなど、各モダリティ(装置)にはそれぞれ特徴があるのですが、私は「放射線を使わない」「様々な撮り分け(撮影方法)」ができるMR検査に特に興味があります。難しいモダリティではありますが、非常にやりがいがあると思っていて、もしMRIの業務につけたら、認定技師の資格を取得したいと思っています。