Vol.13 大阪府

臨床で腕を上げるのはもちろん、研究発表にも力を入れたい。

岡村 啓太さん

大阪大学医学部附属病院 医療技術部 放射線部門 勤務

取材日 2011/5/19

京都医療技術短期大学(現 京都医療科学大学)を目指したきっかけは?

国内初の診療放射線技師養成機関であり、国家試験合格率が90%前後と高率であることから進学を決めました。実際、大学の勉強さえしておけば、きっと全員が合格できるはず。学生と先生の頑張りはもちろん、歴史と実績がある分、教育プログラムが完成されていることも大きな理由です。

学生時代について

在学中の授業で今、特に役立っているのは「解剖学」です。骨や臓器の位置、名称を理解できているので、医師や看護師とのスムーズな連携が可能。現場経験のある先生から様々な事例を教わったことで「今撮影する画像がどこでどんな風に役立つのか」を推察でき、言われたこと以上の仕事ができると思っています。

これからの目標

大学病院勤務ということもあり、臨床での着実なスキルアップはもちろん、研究発表などにもますます力を入れていきたいですね。研究内容によってはスグに成果が出ないかもしれません。けれど、少しずつでも医学の進歩に貢献することが、いつかは患者さんの利益に結びつくと信じています。