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OB・OG 診療放射線技師 奈良県
- 学生と先生の距離が近く、頼もしい先生が魅力です。
- 平成19年度 卒業生 奈良社会保険病院 放射線部
大久保昌広 さん
- ――現在のお仕事についてお聞かせください。(業務の内容、御自身の役割など)
- 主に放射線治療、一般撮影、透視業務などに従事しています。
放射線治療では、一部の良性疾患を除いて主としてがんを対象としているため、患者接遇が非常に難しい業務の一つです。今の私の業務内容は具体的には、毎朝の治療装置の調整に始まり、患者さまのセットアップ、実際の照射などです。セットアップでは患部に正確に照射するため、線一本という細かさで患者さまの位置合わせを行います。
一般撮影はレントゲン撮影として知られているものですが、X線を使って体の内部の様子を映し出すことです。胸部をはじめ、さまざまな骨を撮影します。健康な方を撮影することはそれほど難しくはありません。しかし患者さまはどこかが悪いから病院に来られているわけで、そのような方に対して医師が望む画像を提供することが難しくもあり、大切なところでもあります。
透視業務は内視鏡を使う検査で必須となります。この業務では医師が望む部位を察知し、素早く位置を合わせることも重要なのですが、医師、看護師とのコミュニケーションを取ることがより重要だと思います。 - ――お仕事にやりがいや喜びを感じるのはどんな時ですか。
- 患者さまに感謝の言葉をかけて頂けた時が頑張ったかいがあったと感じられるときです。私は今年技師になったのですが、まだ自分のやっていることに自信が持てることが多くありません。このような状況において、自分自身がやっていることが患者さまのためになっていると感じられることが、自信になってきています。
- ――京都医療技術短期大学での学びはどのように今の仕事に生かされていますか。
- カリキュラム編成の関係上、臨床の講義は多いとはいえないと思います。しかし臨床のことは現場で学んでいけばいいと私は思います。ただし、臨床の知識が生かされるためには基礎的学力がともなわなければいけません。学校で基礎をしっかりとたたきこまれたおかげで、臨床について難しいことでも基礎に立ち戻って学んでいけています。
- ――京都医療技術短期大学で学んで良かったと思われることは何ですか。
- 学生と先生との距離が近いことです。つまり気軽に先生と話ができることです。逆に廊下ですれ違うときにも先生から声をかけて頂けることもしばしばありました。学生一人一人に先生の目が行き届いたいい学校だと思います。
- ――学生時代の思い出で、特に印象が残っていることがあれば教えてください。
-
卒業研究が一番印象深いです。5人で一つのテーマに取り組んだのですが、難しすぎて、最初は誰も理解できていませんでした。結局、ほとんどを先生に助けてもらったのですが、それでもわからないなりに話し合って、学内発表を行いました。この経験を学会発表のときに役立てたいと思っています。
- ――現在も学生時代の先輩や仲間、先生との交流はありますか。
- 親しい仲間どうしで集まって、わからないことなどを教えあっています。また勉強会に出かけると同期の者や先生が来られて、そこで話をしたりしています。
- ――今後の抱負をお聞かせください。
- 今年技師になったばかりですので、できないことやわからないことも多く自分の不甲斐なさを感じてばかりいます。しかし先輩の技師を見習って、早く一人前の技師になりたいと思っています。特に放射線治療に関してはより深く学んでいきたいと思っています。
- ――これから京都医療科学大学で学ぶ後輩たちへのメッセージ・アドバイスをお願いします。
- 放射線技師になるための勉強は非常に難しいです。しかしそこであきらめず、しっかりと勉強することが大切です。それが必ず将来役に立つからです。放射線の勉強は暗記することよりも理解することのほうが重要です。どうしても理解できずわからないことは先生にどんどん質問すればいいと思います。いい技師になれるよう頑張ってください。
