「品性を陶冶し有為の技術者を養成するをもって目的とす」を建学の精神とした京都医療科学大学は、高い「技」と豊かな「心」を持った診療放射線技師を育てます。
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9月から11月上旬まで10週間の臨床実習を終えた3年生(約80名)を対象に11月12日(月)に島津製作所三条工場と島津創業記念資料館の見学を実施しました。島津創業記念資料館は京都市内の木屋町二条にあり、本学創設の校舎を使用しており、現在、『国の登録有形文化財』に指定され一般開放されています。館内は、創業以来130数年間に島津製作所で製造されたX線装置、理化学機器などが時代順に展示され、民間技術者として初めてノーベル賞を受賞された田中耕一氏のコーナーが設けられています。学生はこれら展示品を興味深く見学し、各種の理化学実験装置の体験コーナーでは放電効果などの体験をしていました。
午後は、島津製作所の三条工場を訪問しました。今回は、X管球の真空排気工程のポイント、個別に製作されたアノード部とカソード部についてのバーナーの加熱下で精密にガラス癒着させ完成品の形状に加工する作業などのX線管の製造工程を長時間かけて見学し、学内の講義で得られない見聞を広げました。メディカルセンターでは、最新のフラットパネルを搭載した装置、PET-CT装置などの操作・デジタル画像の特性に関する説明を受けました。
今回の見学会を通じて参加学生は、本学創設者の心意気にふれるとともに、X線装置の黎明期から最新のデジタル医用画像装置までを見聞し、医用X線装置とその技術変遷に関する理解を深める1日となりました。